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建て貸し・一棟建て貸しとは?

建て貸しとは、土地所有者や不動産会社が利用者の希望に合わせて建物を新築し、その建物を貸し出す契約形態のことを言います。

この建て貸しは、オフィス、商業施設、工場、倉庫、賃貸住宅など、さまざまな用途で利用されています。

建て貸しのメリットは、テナントの業種や事業内容に合わせた設計が可能となることと、初期費用などの費用を負担せずに事業用施設を確保できること、土地所有者にとっては、安定した賃貸収入を得る手段となることなどがあります。

土地所有者や建物を希望する双方にとって多くのメリットがある建て貸しですが、デメリットな部分もあります。

貸主側が建設コストを回収するため、長めの契約が求められるのが一般的となっていること、長期契約のため、事業環境の変化に応じた柔軟な対応がしにくいことなどがあります。

一棟単位での賃貸の場合、部分貸しよりも賃料が高額になりやすく、建物全体のメンテナンスや管理を借主が負担する場合があるなどといった部分は、場合によってデメリットとなります。

ただし、他のテナントと共用部分がなく、自由に利用できることや、オフィス、店舗、倉庫など、多目的に活用できること、安定した環境での事業運営が可能となるなど事業を営むうえでメリットと言える部分も多くあることから、メリット・デメリットを考慮したうえで利用することが大切です。

 

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